待ちに待ったラヴニカへの回帰ブロックの2つ目のセットが、ついに解禁されました。今回のセットでは、ラヴニカへの回帰に引き続き、5つのギルドを取り上げています。「大隊」で攻める赤白のボロス、「湧血」し襲う赤緑のグルール、「暗号」唱えの黒青のディミーア、「進化」する緑青のシミック、そして「強請」を繰り返す黒白のオルゾフ・・・ギルド門侵犯はそれぞれの特徴を驚く程単純に描いています。私達も何枚かの気に入ったカードをピックアップしていますが、本当にどこから始めていいのかわかりません!それでは、MTG Mint Cardで特に目についたカードの何枚かを紹介します!

まず1枚目は「ボロスの魔除け」です。この赤白2色のアンコモンカードは、3つの素晴らしい能力をもつインスタント呪文です。4点のダメージを相手に与える、ターン終了時まで自分のパーマネントが破壊されなくなる、対象のクリーチャーに二段攻撃を与える。どの能力も優秀な上に、状況に応じて使い分けられる万能カードです。

2枚目は「盲従」。白の2マナエンチャントで、相手のクリーチャーとアーティファクトをタップインさせることで強烈にテンポを奪います。「地獄乗り」、「雷口のヘルカイト」のような速攻持ちの強烈なクリーチャーへの抑止力となり、またオルゾフの「強請」を持つことでライフレースにも優位に立てます。メタカードとしてでなく、単体でもライフアドバンテージを奪えるのが強力です。

3枚目はクリーチャーカード、「ゴーア族の暴行者」です。4/4でトランプルを持った4マナクリーチャー!これだけでも優秀ですが、本当に素晴らしいのは(相手にすると恐ろしいけど・・・)2マナの湧血能力です!+4/+4に加えトランプルを付加することができ、これは相手プレイヤーに致命的なダメージを与え、また強烈なコンバットトリックの後押しとなります。総じて赤緑系のビートダウンデッキには必須のカードといえそうです。

4枚目は「墓所の怪異」。「強請」を持ったオルゾフの4マナスピリットです。「強請」は様々なフォーマットに渡って影響を与えると思います。このカードはその「強請」能力を最大限に活かせる能力を持っています。「沼から黒マナがもう1つ出る。」4ターン目にこのクリーチャーを召喚し、次のターンに沼を出せばなんと10マナに!これで「グリセルブランド」のようなファッティを出したり、展開して余ったマナを「強請」に回すことが出来ます。M13で登場したプレインズウォーカー、「闇の領域のリリアナ」とも相性が良く、ショックランドによって黒単に拘る必要もなし!今後とも目の離せない1枚です。

さて、最後の1枚は「実験体」です!思うに、多くのプレイヤーがこの「人間・ウーズ」という奇妙な種族のクリーチャーを「場に出たときはただの1/1でしかない。」と過小評価するでしょう。 しかし一度シミックの進化デッキや、グルールの赤緑アグロに入れれば、すぐに進化し盤面の脅威になることは間違いありません。何といってもこのクリーチャーは「1マナ」なので、1ターン目に展開できるのが強力ですね。再生能力も「火葬」がない今、中々に有用な嬉しいおまけです。

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